「木伝構」とは木造伝統軸組構法研究会の略で、歴史的に評価されている民家における先人の大工さん達が残した知恵、技術、美学を基に、住宅を考える研究会です。大工さん、瓦屋さん、左官屋さん、建具屋さん、経師屋さん、・・・、もちろん板金屋さん達の失われつつある技術、及び職人気質(美意識、拘り、素直さ、謙虚さ、誠実さ等)を伝承して行くこと。何世代にも渡って住み続けられる住宅、すなわち時代の流れに左右されないシンプルなデザインで飽きないもの、メジャーよりマイナーなもの、デジタルよりアナログなもの等を追い求めています。
従って、材料は日本の風土に適したもので、経年変化と共に味が出てくるもの(無垢の木材、土、和紙、銅板、・・・)を使用します。建物の構造は古民家に見られる梁、桁の組方、渡腮構法を用い、仕口や継手は楔、込栓を使います。全てが手仕事ですので施工期間が長くなりますが、そのぶん味わい深いものが出来上がります。 |
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人間の生活の基本的な部分は何時の時代でも同じです。便利さを追求したもので町は溢れ、さも豊かになったように思えるだけで、ただ単に我々は幻想を見ているだけに過ぎません。そろそろそれから目を醒し、ものの豊かさよりも精神的な豊かさを求めるべきではないでしょうか?精神的な豊かさこそが人間の一番の贅沢であり、ゆっくりとした時の流れの中で何世代にも渡って住み続けられる自分の住まいを考えてみては如何なものでしょうか・・・?かつての日本がそうであったように!また、ゴミの町並みを造らないためにも! |
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木伝構事務局
〒215-0035 |
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大野 善寛 |
044-989-0507 |
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